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少額投資非課税制度、NISA(ニーサ)とは?

銀行預金をするとわずかですが利息が付きます。
利息が付くときは自動的に入金されているので、いつの間にか増えています。
実は利息は所得の一つなので税金がかかっています。
源泉徴収される仕組みになっていて、他の所得との通算もされません。
もちろん確定申告などは必要ありません。
銀行預金であまりに利息が少ないために株式投資を考える人もいるでしょう。
うまく売買益や配当金が得らえればこれらは利益になり、所得税がかかります。
特定口座であれば確定申告が不要な時もありますが、通常は確定申告が必要です。
確定申告が面倒なので株式投資を躊躇している人はいるようです。
もし税金の手続きが面倒と考えるならNISAと呼ばれる制度を活用してみましょう。
NISAは少額投資非課税制度といわれる制度で、一人に付き1年に120万円までの投資が行えるようになっています。
非課税は非常にお得な制度なので、少額になるよう限度が設けられています。
これまで銀行預金しかしていなかった人にとっては決して少ない金額ではないので、初めて行うにはちょうどいい仕組みかもしれません。
ニーサを利用するには、まず金融機関を一つ決めて口座を作る必要があります。
一人一つと決められていて、既に課税口座を持っている人も別途作る必要があります。
複数は作れないので、慎重に決めなければいけません。
ニーサで売買をしたり配当金を受けると利益になりますが、それには一切税金がかかりません。
確定申告は不要ですし、納税もする必要がありません。
注意したい点として、既に持っている課税口座から移したりはできません。
利益が出ているものをこちらに移して売却すれば非課税になると考えますが、さすがにそれはできません。
新たに購入したものに対して発生した利益に対する課税がされない仕組みになっています。
損益通算もできないので注意しましょう。
ニーサで損を出して課税口座の利益と損益通算しようとしてもできません。
できるだけ損が出ないよう投資をする工夫が必要になります。

株など金融商品に投資して得られた利益が非課税に!

NISAは2014年から10年の限度で始まった制度です。
最終年は2023年なので、残念ながら永久に使える仕組みではありません。
具体的には、株と公社債投資信託を除く投信、上場ETFやJ-REIT等の金融商品を利用して利益が出た時に、税金が非課税になります。
この制度は日本で一から考え出された制度ではなく、イギリスにあるISAと呼ばれる制度を参考にして作られました。
1999年から始まっていて、イギリスに住んでいる人が対象になります。
日本の制度では20歳以上でないと口座を作れないとされていますが、ISAでは16歳以上であれば口座が作れます。
日本の制度と似ているところとしては、1年に拠出できる金額に一定の限度額が設けられている点でしょう。
それ以外は結構異なる点が多く、日本のように期限が決められていません。
つまりは永久に続く制度になっています。
日本では20歳未満の人に対するジュニア向けの仕組みが用意されていますが、イギリスでも18歳未満の居住者に対して一定の制限を設けた仕組みが作られています。
日本の制度では株などの比較的リスクの高い商品に対する利益が非課税になりますが、イギリスでは預金型と呼ばれるタイプがあります。
日本人の好きな定期預金などでも税金がかからない仕組みを利用できるようです。
日本ではもっと預金以外の資産形成をしてほしいとの願いがあるので、リスク商品に限定しているのでしょう。
日本では通常であれば売買益や配当金に約20パーセントの所得税が課されるため、どうしても効率的な資産運用ができませんでした。
NISA制度であれば所得税分を再投資したり、自由に使ったりできます。
あまり株式等に投資をした経験のない人が、手始めに少しずつ行うのに便利な仕組みと言えるでしょう。

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